私が薬膳を始めたきっかけ

実体験
たまも
たまも

朔太郎君の先生、玉藻です。

さくたろう
さくたろう

今日はどうして僕が薬膳を始めたのか話してみます!

たまも
たまも

確かに薬膳を始めたキッカケは気になりますね。

それほどメジャーなジャンルではありませんし。

さくたろう
さくたろう

よく質問される事でもあるから、ここであらかた答えておこうと思いまして!

たまも
たまも

頑張ってくださいね。

私は仕事がなさそうで気が楽です。

薬膳を始めたきっかけ1 技術、知識が欲しかった

さくたろう
さくたろう

僕が薬膳をやろうと思った事には3つの大きな理由があるよ!

  1. 精神的に問題を抱える人を支える技術、知識が欲しかったから
  2. それまでやって来た事に繋がっていたから
  3. 自分の健康を守る必要があったから

この3つが大きな理由となって、薬膳を始める事になりました。

まず1つ目から掘り下げていきましょう。

精神的に不調な人を助ける技術が欲しかった、というのが理由です。

私はとあるボランティアを14年前に始め、今でも細々と続けています。

メンタルヘルスにとても深く関わりのあるボランティアであり、接する人の多くは精神的に問題や疾病、障害を抱えているんです。

心理学、哲学やカウンセリングスキルなどは学んでいたので、話を聞くくらいならば出来るんですよね。

しかし、それではやはり心許ない。

何か僕にも自信が持てるスキルがあればいいのになぁ……。

そんな風に思っていました。

ボランティア経由で知り合う方々は皆さん、その道の専門家ばかり。

福祉系の資格をガンガン取得し、実力に太鼓判を押されている人達の中で過ごすうちに、自分も何かスキルが欲しいと思ったんです。

そんなある日、とある動画を見ていると薬膳アドバイザーの女性が出ていたんですよ。

そして、話の途中でボソッと

精神は薬膳の得意分野ですからね

と言ったのを私の地獄耳は聞き逃しませんでした!!

その時の私のテンションを皆さんにお伝えしたいくらいです。

さくたろう
さくたろう

これじゃああああ!!

これこそが探し求めていた技術!!!

と直感し、その日のうちに学校に資料請求をしたんです。

そこから気が付けば国際薬膳師になっていたという感じですね。

 

薬膳を始めたきっかけ2 これまでしてきた事と繋がっていたから

さくたろう
さくたろう

2つ目の理由はそれまでやって来た事に繋がっていたから!

私はどういうわけなのか、人の心とは何なのか? という点を幼い頃からずっと気にして生きてきました。

これまでやって来た事の中には伝統芸能、武道、心理学、哲学、整体、カウンセリング、占いなどが入っています。

その全てが人の心とは何か? を断片的に見せてくれるんですよね。

伝統芸能であれば見ている人を通じて、武道であれば相手を通じて人の心の動きが見て取れます。

でも、それだけでは十分ではない感じがすごくしていたんです。

さくたろう
さくたろう

心って何なんだ!

精神ってどういうものでどんな機能をしているんだ!

全貌を解明したい!!

そう思う内に心理学やら哲学やらの世界に足を踏み入れ、そこでも遂に答えが分からず仕舞い……。

遂には世界中の神話にまで手を出す始末。

結論から言えば、心は認識できないものなんですよね。

でも、気になる! と思っていたところに先ほどの薬膳アドバイザーのセリフが聞こえたわけです。

精神は薬膳の得意分野ですからね

もうこの言葉を聞いたからにはやらないわけにはいきません。

得意分野なのだから、扱う対象についても明快な答えがあるはず!

そう思って薬膳を始める事にしました。

 

薬膳を始めたきっかけ3 自分の健康を守る必要があった

さくたろう
さくたろう

3つ目の理由は自分の健康を守る必要があったからだよ!

薬膳を始める前、私の体調はズタボロでした。

仕事が終わってから毎日3時間は必ず勉強をすると決めて3年間ほど過ごしたんです。

数カ月間遊びにすらいかないという生活の中で、確かにスキルは身に付きました。

心理学、哲学、カウンセリング、整体等々、手に入れたものは多かったのは事実です。

その代償として健康を切り売りする羽目になりました。

毎日激しい耳鳴りがしていましたし、起き上がるのも辛い、アレルギーも増え、免疫力も低下したんですよね。

1ヶ月のうち3週間熱を出している、なんていう時期もありました。

無理をした代償は大きかったんです。

ダメ押しだったのは神経痛です。

ここは少し掘り下げます。

 

神経痛で寝たきり生活

中学生の頃、武道の稽古をしている時に背骨を折ってしまったんです。

手術も受けたのですが、神経痛だけは残ってしまいました。

忘れもしない、26歳の冬。

朝起きようと思っても足が動かないんですよ。

力を入れると電流を流されたかのような激しい痛みで視界が点滅しました。

立ち上がれない、起き上がれない、力を入れると呼吸が止まるほどの痛み。

さくたろう
さくたろう

それからほとんど寝たきり生活が1ヶ月も続いたんだよね……。

入浴、トイレ以外では立ち上がれず、26歳にして寝たきり生活を送る事になりました。

痛みが激しい時にはモルヒネの入っている鎮痛剤まで出される始末。

その後、調べに調べた結果、神経痛はストレスによって悪化する事があると分かりました。

3年間続けた無理がこうした形で体に出たのだと認めざるを得ず、そこからは毎日3時間勉強するのはやめたんです。

 

リハビリが始まってから

リハビリが始まり、杖を突きながら歩いている時、あまりの情けなさに泣いてしまいましたね。

私は結構負けず嫌いなので、人に弱っているところを見せるのが本当に嫌なんです。

杖を突きながら歩く自分の姿を見て、心底嫌になりました。

仕方ない事とは言え、情けないと何度も何度も思ったのを記憶しています。

さくたろう
さくたろう

何が何でも自分の体をコントロールしなければならん!!

肉体疲労よりも精神疲労の方が大きかったので、まずはメンタル面を整える手段を手に入れなければ!

そう思い立ち、何か健康に資する知識、技術がないものかと探している所に薬膳アドバイザーのあのセリフが聞こえてきました。

精神は薬膳の得意分野ですからね

さくたろう
さくたろう

これだあああああ!!!

と私が飛び付いたのも当然の流れでした。

そこから薬膳にハマって今となっては国際薬膳師として活動しているわけです。

 

まとめ

さくたろう
さくたろう

この3つの悩みをバシッと解決してくれるものが薬膳だったんですよね!

たまも
たまも

もっと変な理由かと思っていましたが、結構まともですね。

 

さくたろう
さくたろう

根は結構真面目なんですよ、ほんとに。

たまも
たまも

それならもっとちゃんと勉強しましょうね。

さくたろう
さくたろう

……はい。

たまも
たまも

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

 

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