

朔太郎くんの先生の玉藻です。
今日は私、朔太郎が考えている食に対する意識についてお話したいと思います。
というのも、国際薬膳師をやっていると健康食しか認めないぞ! みたいに考えている人間だと誤解される事が多いんです。
もちろん、食に対する意識は普通の人よりは高いと思いますが、ジャンクフードも食べますし、薬を何があっても使わない! というタイプではありません。
その辺りについて今日は説明できれば、と思います。
記事の概要
- 朔太郎は自然由来じゃなければダメとは思っていない
- 多少の毒も体には必要
- 朔太郎の好物はKFC
- 薬膳で何もかも解決する必要はない
- その時に応じた適切な手段を選ぶのが良い
- 薬膳は実際に作ってナンボ
- お勉強だけで終わりにするのはもったいない
朔太郎の健康意識は結構ガバガバ

僕自身は結構適当な性格な事もあって、何があっても健康食じゃないとダメ! とは思っていないんだよね!
薬膳は健康を維持するためにとても有益で、自然由来のものしか使わないので長期的に見ても体に良いものだと断言出来ます。
妊婦さんですら使えるわけですからね。(禁忌のものは除く)
しかし、私は自然由来のものしか認めないタイプではありません。
某アメリカ発フライドチキンもよく食べますし、急いでいる時には健康度外視、歩きながら5分で食事を済ませる事もあります。
現実の生活はとても忙しく、時間に追われる事もよくあります。
やった方が良いと分かっていても、体力的、時間的、精神的に余裕がない事も多いんですよね。
そんな日常の中で薬膳の知識を使う事で、少しでも健康のバランスを取るために私は薬膳を作っています。
私は菜食主義ではありませんし、食に対して一般的に思われるほど厳格な意識を持っていません。
多少の毒も、人には必要だと思っています。
国際薬膳師として逸脱するほどガバガバな意識ではありませんが、厳格過ぎて浮世離れしているという感じでもないんです。
なので、厳格な食に対する意識を持つ人から、あれやこれやと指摘を受ける事がありますが、内心「はいはい」と聞き流しています。
好みを人に押し付けるのは、自分の中に何かしらの問題があるサインですよ。
薬膳だけで全て解決する必要はない

食は健康維持にとても重要な役目を果たします。
しかし、薬膳が至高のものではありません。
私は国際薬膳師ですから素材の効能について、人並み以上に詳しいです。
だからと言って、何もかもを薬膳で解決しようとは思っていません。
例えば肩こり。
確かに肩こりを楽にする薬膳はありますし、葛根湯などの漢方薬もそのような効能を持っています。
ですので、薬膳で肩こりにアプローチする事は出来ますが、ストレッチや運動、筋トレなどのように筋肉からアプローチした方が簡単で効果的です。
あくまでも薬膳は目的ではなく、手段ですから。
例えば、ある島へ行こうとした時、飛行機か船に乗るはずなんですよね。
そこで「いや、俺は何としてもクロールで島に辿り着いて見せる!」と意気込んでいるようなものなんです。
飛行機か船を利用すればほとんど疲れませんが、クロールで島に辿り着いた人は疲労困憊なはず。
この場合、目的は島へ行く事なのですから、その時々に応じた適切な手段を使うのが良いですよ。
薬膳の知識はあくまでも船や飛行機のように、手段として自由自在に取捨選択するものだと、私は考えています。
薬膳は実際に使うのが楽しいもの
私は薬膳を単なる知識で終わらせるのが、一番もったいない事だと思っています。
薬膳は1人1人に合わせて作るもので、オーダーメイドで作るのが基本なんですよね。
なので、知識を実際に使う事で素材選びだけではなく、診断する力なども高まっていきます。
薬膳にご関心をお持ちで、実際に勉強を始めてみるとあまりの勉強量に圧倒されてしまう人も多いはず。
分かります、私もそうでしたから……(笑)
その流れに乗って、ガンガン勉強を進めていく人も多いとは思います。
しかし、実際に使うために勉強をしているのだ、と忘れないようにしてくださいね。
これは以前、私がした失敗を基にとても強く伝えたいです。
お勉強という意味でも薬膳は楽しめるのですが、実際に使ってこそ本領発揮となります。
最初は誰だって上手になんて作れないんですよね。
失敗をする中で何度も復習する機会もあります。
まずはやってみる軽いフットワークを忘れたくないものですね。
まとめ

今回の記事をまとめるよ!
- 朔太郎は自然由来じゃなければダメとは思っていない
- 多少の毒も体には必要
- 朔太郎の好物はKFC
- 薬膳で何もかも解決する必要はない
- その時に応じた適切な手段を選ぶのが良い
- 薬膳は実際に作ってナンボ
- お勉強だけで終わりにするのはもったいない
今日は自分の意見を記事にまとめてみました。
これからこうした記事もちょいちょい上げていきます。
お付き合いいただければ幸いです。

最後までご覧くださり、ありがとうございました!
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