イライラが生理前に酷い!薬膳で対処法を見付けよう!

理論や症状
さくたろう
さくたろう

国際薬膳師の朔太郎です!

たまも
たまも

朔太郎くんの先生、玉藻です。

生理前にイライラが酷くなるので困っている人が多いです。

ホルモンバランスとか、バイオリズムの問題って手の打ちようがなさそうに思えますよね?

実はそうでもないんですよ!

薬膳を使えばその苛立ちを緩和できるかもしれません。

今日は生理前のイライラに効く薬膳レシピやおすすめな素材、イライラの原因と対策について解説をしていきますよー!

まずは概要からどうぞ!

記事の概要

  • 生理前のイライラは気の流れが悪くなる事で起きやすい
  • 気と血は同時に流れるので、両方の流れを良くする
  • 血の量が足りなくても良くない
  • 普段からストレス対策をしておくと良い

それでは本題に入っていきましょう!

 

生理前のイライラに効く薬膳レシピ

たまも
たまも

まず最初に生理前のイライラに効くレシピを確認しましょう。

材料

  • 陳皮 5g
  • 紅花 3g
  • シナモン 少々
  • ハチミツ 少々
  • 熱湯 200㏄

作り方

  1. 陳皮、紅花、シナモンをお茶パックに入れる
  2. お茶パックに熱湯を注いで5分程度蒸らす
  3. 飲む直前にハチミツで味を調えて完成
さくたろう
さくたろう

とっても簡単で効果が出るから試して欲しいな!

生理前の苛立ちには原因が様々あります。

そのうちの1つが気の流れが緩慢になってしまう肝気鬱詰証(かんきうっけつしょう)というもの。

上で紹介したのは気の流れを促進させる事によって、苛立ちをなだめていく効果を持っている薬膳茶です。

気の流れを良くしてくれる素材は他にもあります。

血と気は同時に流れていくとされていますので、気と血の両方を流してくれる素材を紹介しましょう。

作用 素材
を流してくれるもの 柑橘系の果物、玉ねぎ、ラッキョウ、そば、陳皮、ハチミツ
を流してくれるもの チンゲン菜、紅花、ウコン、お酢、納豆

そもそも生理前の苛立ちは中医学的に見るとどのような原因なのでしょうか?

 

生理前のイライラ、中医学で見ると原因はなに?

たまも
たまも

生理前の苛立ちは肝の気機を調整する機能の低下が原因となります。

五臓六腑で言うところの肝は気機(気の流れの事)を調整する役割を担っています。

この肝が不調になる事によって気の流れがうまくいかず、それが苛立ちを生んでしまうんですよね。

肝が不調になる具体例としてはストレス、悩み、食欲異常、疲労等とされています。

また精神的な症状だけではなく、眠りが浅くなったり、お腹が張ったり、生理痛やわき腹や頭などに張るような痛みが出るんです。

こうした状態の人は生理不順、酷い生理痛を持っている事が多いですね。

具体的な対処法についても確認していきましょう。

 

生理前のイライラは薬膳で解決しよう!

さくたろう
さくたろう

気の流れを良くする事が一番大事!

それと同じくらい血の流れも重要!

中医学では気血同行(きけつどうこう)という規則があります。

これは血と気が同時に流れるとする規則で、気が足りなくなると血の流れが悪くなり、血が足りなくなっても気の流れが悪化するという意味です。

気の流れを良くしたい場合、血の流れを良くするものがよく同時に使われます。

これは気血同行の規則があるからなんです。

気の流れと血の流れを良くする素材は同時に使ってください。

これはとても重要なポイントです。

それだけではなく、血の量が不足する事で血の流れが悪化するケースもあります。

 

生理前のイライラは血の不足が原因かも?

血が足りない場合には血の量を増やすものを使うと良いでしょう。

中医学では津血同源(しんけつどうげん)という規則があります。

津=体内の液体の事で、正確には津液(しんえき)と呼ばれる

津液と血は同じものから生まれるとする規則です。

津液を作ってくれるものも血を作る効果があるので、血の不足状態に役立ちます。

具体的な素材をまとめておきますので参考にしてもらえると嬉しいです。

作用 素材
血を補うもの ニンジン、ブドウ、ライチ、イカ、タコ、牛肉
体内を潤すもの ヨーグルト、たまご、チーズ、ごま、豚肉
たまも
たまも

これに血の流れを良くするものを合わせると良いですね。

生理前のイライラが起きやすいかどうかチェック

普段からストレスが溜まりがちだと、生理前にイライラしやすくなります。

ストレスが溜まっているかどうか、チェックポイントを見てみましょう。

  1. ため息をよく吐く
  2. 肩こりがひどい
  3. 不安感がいつもある
  4. 眠りが浅い
  5. お腹が張るor張るような痛みがある
  6. 生理痛が酷い
  7. 生理前には胸が張る
  8. 生理不順
  9. 胸や喉につかえる感じがある
  10. 目が疲れやすい
  11. 疲労感が抜けない

こうした症状が普段からあると、生理前にイライラしやすくなります。

つまり、生理前に悪化するだけであって、普段から情緒が不安定になりやすい土台があるという事です。

普段から気の流れ、血の流れを良くする素材を使う事で少しずつ体質を変えていく事が出来ます。

最初に掲載した薬膳茶のレシピをぜひ使ってみてください。

作りやすいので出来れば毎日飲んでみましょう。

生理中に血の流れを良くするものは血が出過ぎるので厳禁!

まとめ

さくたろう
さくたろう

今回の記事をまとめます!

  • 生理前のイライラは気の流れが悪くなる事で起きやすい
  • 気と血は同時に流れるので、両方の流れを良くする
  • 血の量が足りなくても良くない
  • 普段からストレス対策をしておくと良い

私が幼馴染等から聞くところによれば、生理前の不調は相当なストレスなのだとか。

確かに私のお客様でも生理に関する症状を緩和したいと仰る方が多いです。

ストレスをなくすことは不可能ですが、対応する事は出来ます。

普段からの対応がとても重要なので、ぜひ薬膳の知識を使ってください。

あなたに合っている素材を見付けたいのであれば、私にご相談いただければ探すお手伝いをしますよー!

さくたろう
さくたろう

最後までご覧くださり、ありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました