

朔太郎くんの先生、玉藻です。
最近、美容について質問される事が多くなりました。
薬膳と美容って切っても切れない関係なので、当然の事と言えばそうです。
特に質問が多いのは肌に関するもの。
肌荒れ、ニキビ、毛穴云々と様座な相談が寄せられています。
そこで今回は肌荒れのせいで化粧水がしみる! という人向けに記事を書いてみましょう。
原因と対策についてしっかりと把握が出来れば、気になる肌荒れも早めに回復させる事が出来ますよ!
では本題に入る前に記事の概要からどうぞ。
記事の概要
化粧水がしみる原因は以下の通りです。
- 肌のバリア機能の低下
- アレルギー反応や化粧水の刺激が強い
- コットン等の摩擦などの刺激
- 肌が薄くなっている
対策は以下の通りです。
- 冷却
- 洗顔法の改善
- 洗顔の際、ぬるま湯を使う
- タオルではなくティッシュで顔を拭く
- 徹底した保湿
- 紫外線対策
- 刺激、アレルゲンを避ける
肌荒れで化粧水がしみる原因は?

まず化粧水がしみる原因から確認していきましょう。
- 肌のバリア機能の低下
- アレルギー反応や化粧水の刺激が強い
- コットン等の摩擦などの刺激
- 肌が薄くなっている
主にこの4つが原因となっている事が多いです。
では、1つずつ掘り下げていきましょう。
肌荒れで化粧水がしみる原因1 バリア機能低下
表皮が何らかの影響で乾燥したり、刺激によって弱るとバリア機能が低下し、化粧水がしみる原因になります。
お肌というのは3層構造になっています。
上から表皮、真皮、皮下組織という形です。
最も上にある表皮には肌を守るバリア機能があるんですね。
しかし、アレルギーや乾燥、紫外線などの影響で表皮が乾燥したり、弱ってしまうとバリア機能が低下します。
その結果として、少しの刺激でも炎症を起こしたり、痛みが出てしまう場合があるんですよ。
それによって化粧水がしみる原因が生まれます。
肌荒れで化粧水がしみる原因2 アレルギー等
例えば化粧水などに含まれているアルコール、香料、防腐剤にアレルギー反応を起こしてしまう場合、しみる原因になります。
またアレルギー反応だけではなく、表皮のバリア機能の低下や、肌が薄くなってしまうのもしみる原因です。
この場合にはお肌そのものの原因というよりも、化粧水や化粧品などが合っていないと考えた方が良いでしょう。
低刺激の製品に変えるなどの対策を取る必要があります。
肌荒れで化粧水がしみる原因3 物理刺激
コットンや衣類の摩擦によって化粧水がしみる場合もあります。
これは肌が弱っている時に起こりやすいですね。
肌が弱る原因は千差万別ですが、例えば季節が挙げられます。
春は風がよく吹き、夏は紫外線が強く、秋や冬は乾燥が酷くなる等々で肌が弱ってしまうケースもあるんです。
また花粉や長引く風邪、寝具の繊維や髪の毛の摩擦等でも弱っている時には肌を傷付ける場合があります。
このような事が原因になっている場合には、ヒリヒリする部分だけは化粧水を塗らない方が良いですよ。
肌荒れで化粧水がしみる原因4 肌の薄さ
表皮や真皮が薄くなってしまうと肌が敏感になりやすく、化粧水が沁みる原因になりやすいです。
表皮や真皮が薄くなってしまう原因というのは、加齢によるものが多いのですが、それだけではありません。
洗顔の際、激しくこするようにして洗ってしまうと、それによって肌が薄くなってしまいます。
クレンジングやピーリングの多用などによっても、肌が薄くなるので注意しておきましょう。
若い世代の人でも洗顔法に気を付けないと肌が薄くなります。

ここまでが化粧水がしみる原因の解説だよ!
次は対策を見ていこう!
肌荒れで化粧水がしみる!対策1 冷却

化粧水がしみちゃう時の対策を見てみよう!
- 冷却
- 洗顔法の改善
- 洗顔の際、ぬるま湯を使う
- タオルではなくティッシュで顔を拭く
- 徹底した保湿
- 紫外線対策
- 刺激、アレルゲンを避ける
こうした対策によってお肌のケアが出来ます。
まず最初、冷却するところから見ていきましょう。
肌荒れを起こしている所って熱を持っているんですよね。
ですので、まずは冷やすのが先決!
保冷剤をタオル等で巻いて、肌荒れの部分に当ててください。
物理的でシンプルな方法ですが効果はありますよ。
肌荒れで化粧水がしみる!対策2 洗顔法の改善
洗顔料をしっかり泡立て、泡をクッションにして優しく顔を洗いましょう。
間違ってもゴシゴシと摩擦を起こして洗ってはいけません。
それをしてしまうと肌荒れは悪化しやすいですよ。
優しく洗う事で肌が薄くなるのを防ぎ、肌荒れを鎮静化させやすいです。
バリア機能を低下させないためにも、優しく顔を洗うように心掛けてくださいね。
肌荒れで化粧水がしみる!対策3 ぬるま湯を使う
体温と同程度の34度~36度のぬるま湯は肌に刺激が少なく、顔を洗うのに最適な温度です。
熱いお湯などで洗ってしまうとそれが刺激となり、肌の乾燥を招く危険性がありますよ。
ですので、ぬるま湯で顔を洗うようにしてみましょう。
顔だけではなく、体や髪もぬるま湯であると低刺激なので乾燥を防ぐ効果があります。

小さな事ですが積み重ねると効果が大きく出ますよ。
肌荒れで化粧水がしみる!対策4 ティッシュの活用
洗顔後にはタオルではなくティッシュで顔を拭くと刺激が少なく、お肌に優しいですよ。
しかし、ティッシュでごしごし顔をこすってしまえば意味がありません。
顔の上に乗せて、水分を吸収させるイメージで使ってみてください。
もちろん、普段であれば同じようなやり方でタオルを使ってもOKです。
しかし、肌荒れが起きている時には出来るだけ刺激が少ない方法を選ぶのが無難ですよ。
肌荒れで化粧水がしみる!対策5 保湿の徹底
肌のバリア機能向上のため、乳液、クリーム等を使って保湿に力を入れましょう。
肌荒れは肌のバリア機能低下によって起きている場合もあります。
バリア機能を高めるにはやはり保湿が重要。
潤いが保たれていると、その分だけ肌の機能も保たれやすいんです。
乳液などもしみる場合、バーム、ワセリン等で最低限のケアに留めてください。
刺激を与えない事が何よりも重要ですからね。
肌荒れで化粧水がしみる!対策6 紫外線対策
日焼止め、帽子、UVカットの衣類等で紫外線からお肌を守ると、肌へのダメージを減少させる事が出来ます。
日焼けをしてしまうと肌が炎症をおこし乾燥します。
また日焼けによって肌の中では活性酸素が生まれ、真皮のコラーゲン等にダメージが加わるんです。
それが肌のバリア機能を低下させる要因の1つになります。
肌のバリア機能の低下が起きると、ちょっとした刺激にも敏感に反応してしまうんですよね。
日頃から受けるダメージを少なくしておくと、肌荒れ対策にもなるんです。
肌荒れで化粧水がしみる!対策7 刺激を避ける
化粧品だけではなく、貴金属、衣類から受ける刺激を避ける事も肌荒れ対策になります。
もちろん、刺激の中にはアレルゲンも含まれますよ。
事前に分かっているアレルギーがあるのなら、もちろん避けた方が良いでしょう。
なるべく顔に触れないものが良いですね。
例えばTシャツよりボタンを留めるタイプのシャツ等が良いでしょう。
まとめ

記事のまとめに入るよ~!
化粧水がしみる原因は以下の通りです。
- 肌のバリア機能の低下
- アレルギー反応や化粧水の刺激が強い
- コットン等の摩擦などの刺激
- 肌が薄くなっている
対策は以下の通りです。
- 冷却
- 洗顔法の改善
- 洗顔の際、ぬるま湯を使う
- タオルではなくティッシュで顔を拭く
- 徹底した保湿
- 紫外線対策
- 刺激、アレルゲンを避ける
お肌の調子が崩れると気分まで下がってしまいますよね。
少しでも良い気持ちで毎日を送るためにも、スキンケアはしっかりやりましょう!
めざせ美肌!

最後までご覧くださり、ありがとうございました!
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